
9月2日、子ども日本語教室では、恒例となった 「先輩の話を聞く会」 を実施しました。
これは、小中学生時代に子ども日本語教室に通い、中学を卒業し、高校生、大学生、社会人となって、日々頑張っている先輩たちが、後輩(中学生、小学6年生)の前で、自身の体験談、高校受験の苦労話、その後の進路、現在の生活について話し、後輩たちにエールを送る会です。
当日は、今年3月に教室を卒業し、高校1年生となった生徒から、大学生、大学を卒業して働いている社会人の方まで、7名の先輩たちが駆けつけてくれました。
先輩たちは、自己紹介をした後、
・とうしてその進学先(高校、大学)を選んだのか?
・通っている学校の特徴
・在校生(中学生ら)へのアドバイス、伝えたいこと
について、順番に話してくれました。
この4月から高校に入学したフィリピン出身の生徒は、調理に関わる仕事がしたくて、高校では食物科に進学し、週に1回の調理実習の授業や部活動を新しい友達と楽しみながら充実生活を送っていることを話してくれました。
また、
将来、手に職をつけたいと思い、高校では自働車整備に関することを学んでいる人、
体育の教師という夢から、スポーツに関わる仕事がしたいと思い、大学では鍼灸の勉強をしている人、
逞しく成長した先輩たちはとても輝いていました。
参加した中学生、小学6年生は、興味深々の面持ちで、先輩たちの話を聞いていました。
大学2年生になった中国出身の張本ズゥイさんは、中国出身の後輩たちのため、日本語、中国語の両方を使い、しっかりと思いを伝えてくれました。
小中学生のころからずっと彼らを見守ってきてボランティアの皆さんにとって、毎年、一歩一歩成長し、頼もしい話を聞かせてくれる時間は、大変嬉しく何事にも代えがたいものであり、ボランティア冥利に尽きるのではないでしょうか?
異国の地で、言葉がわからず、文化が違い、習慣がちがい、なかなか友達ができず、大変なことや辛いことが沢山ある学校生活を送る苦労は、想像を超えるものかと思います。それでも、外国にルーツをもつ児童生徒が、日本での生活を少しでも笑顔で過ごせるよう、CIFAに子ども日本語教室でこれからも支援を続けていきます。
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