【日本語学習支援ボランティア向け】「フォローアップ講座」が実施されました。

ニュース
日本語教室
小・中学生
成人
子育てママパパ
ボランティア募集
2024年2月1日

CIFA日本語教室で、外国人の日本語学習支援ボランティアとして活動される皆さん向けに、

学習者にとって最善、最良のサポートができるよう『フォローアップ講座』を実施し、

15名のボランティアが参加されました。

 

今回は電気通信大学から笠原ゆう子教授をお迎えし、「学習者」、「教材」、「中級」にフォーカスし以下の日程、内容で3回にわたりご講義いただきました。

 

<日程と内容>

❖第1回目:1月18日 / 学習者の分析

❖第2回目:1月25日 / 教材分析の視点

❖第3回目:2月 1日 / 初級から中級へ、総まとめ

 

 

 

第1回目は具体的な学習者の分析ポイントから、学習者を知る方法(学習者のレディネス、日本語レベルと運用力(聞く・読む・話す・書く)の判定、

第2回目は教材の選び方(最初に書いてあること、目次や各課をチェックしましょう)まで、一連のプロセスをご講義いただきました。

第3回目では中級ってどんなレベル?と思う疑問について、知識や運用力からご説明を受け、更には初級から中級への橋渡しとしてレッスンに役立つ貴重なアドバイスをいただきました。

 

❖紹介された教材❖

 

 

初めて日本語を学ぶ学習者は、ひらがな・カタカナを覚えることが難しい。

➡時間がかかる場合は、ローマ字表記の教材を使ってみるのもいいかもしれません。

 

今回の講座は、まさしく日本語ボランティアが必要としている内容で、

ボランティアの皆様からは「すぐに試してみる」、「いろいろ試行錯誤してみる」、

また「笠原先生の教え方がとても分かりやすく、心に響くので、また教わりたい」などと好評でした。

 

笠原先生との質疑応答の様子 休憩時間は受講者同士が和やかに交流していました

 

調布市国際交流協会では引き続きボランティアの皆様が、学習者へより良い日本語支援ができるよう、様々な取り組みや情報発信を進めてまいります。

 

次は、令和6年4月26日『ボランティア同士のフリートーク』を予定しています。

ご自身と同じように活動されている方々との情報交換や交流をお楽しみください。