1月31日(木)、日本語部会主催の日本語学習支援のスキルアップのために日本語教授法フォローアップ講座(全5回)」が開講しました。
この講座の講師は電気通信大学教授の笠原ゆう子先生で、学習者を知って、学習者に合わせた教材を選べるようになることを目的としています。
教材を選ぶには、まず学習者について知らなければなりません。
①学習者の背景:どういった理由で日本に暮らしているかや、日本での生活状況 (日本人と接触する機会はあるのかなど)
②学習者のニーズ:学習者自身の考えるニーズと、客観的なニーズなど
③学習者のレディネス(学習の成立にとって必要な「前提となる知識や経験など」、「心身の準備性」)
などを把握することで、個々の学習者にあった学習教材を見つけやすくなります。
把握するためのグループワークでは、受講者みなさん、それぞれが今担当している学習者について①~③の情報を発表しあいました。そうすることによって、改めて客観的にとらえることができるそうです。
休憩の時間にも、担当している学習支援について、悩み相談をされたりとどのグループも同じ目的にむかって、一体感が生まれていました。
講座は、全5回、2月28日まで続きます。
※受講者の皆さま
会員の皆さまにご郵送しました、2月1日号CIFAだよりのカレンダー表記に誤りがありました。
第2回目:2月7日(木)
第3回目:2月14日(木)
第4回目:2月21日(木)
第5回目:2月28日(木)
時間は14時~16時です。お間違えのないようご注意ください。