CIFAでは、外国人の日本語学習支援のため、日本語教室を開催しています。
CIFA創立当初から行っている。ボランティアによる1:1の学習に加え、3年前から少人数グループ学習を導入しました。
水曜日の夜間(19時~)と土曜日の午後(14時~)にクラスがあります。
5月8日、令和元年第1期の水曜夜間クラスが賑やかに、和やかに、開講しました。
水曜夜間クラスは、これまでベトナム出身の社会人、技能実習生が多くを占めていましたが、今期はベトナム出身の学生、さらに中国出身の技能実習生、学生、台湾出身の学生らが加わり、学習者15名がレベルや学習目的別に4グループに分かれ、ボランティア5名(1グループはボランティアが2名)と一緒に日本語学習をスタートしました。
グループ学習開講年に市内企業の技能実習生として3年間の滞在予定で来日し、以降ずっと在籍しているベトナム出身のホァンさんは、昨年から一番上のクラスで、グループのムードメーカー的な存在で、楽しく学習しています。この日は、ボランティアの篠崎さんが、声に出して読んだ日本語の文章を聞き取って、それをホワイトボードに生徒が書いて、仲間同志で確認したり訂正する、ということを行いました。短くシンプルな文章でも、助詞を正確に使ったり、漢字を使い、送り仮名を考えることは、中級以上のレベルでも大変なことです。学習者が真剣な表情で、取り組んでいるのが印象的でした。
ホワイトボードに文章を書きとる、ホァンさん(ベトナム出身)、右はボランティアの篠崎さん。
中級クラスの学習者5名とボランティアの阿部さん。
初中級クラスの学習者3名は全員学生。右はボランティアの平岩さん。
初級クラスは在籍4名(初回は2名欠席)。ボランティアは左から山村さん、小野寺さん。
グループ学習では、仲間との学びを通し、お互いの話す日本語を聞きながら、切磋琢磨しながら、
交流を深めながら、ボランティアと一緒に言葉や文化を学んでいます。
また、ボランティアも他国の文化や慣習に触れたり、複数の学習者の学習を支援することで、新たな発見や喜びがあるそうです。
水曜夜間クラスは、昼間のお仕事を終えて、また勉強を終えて、それぞれが、強い意志と、目的を持って、CIFAに通ってきています。
今期はより一層賑やかに、そして和やかに、楽しく学習をしています。
ボランティアに興味がある方は、事務局までお問合せ下さい。