調布市の友好協力協定大学のひとつである白百合女子大学。
6月~7月にかけて、国語国文学科で日本語教育副専攻の学生約15名が、授業の一環でCIFAの日本語教室を見学に訪れました。
水曜夜間と土曜午後に行う、少人数グループ学習では、入門~中上級まで、色々なレベルのクラスを、参加した学生が時間を区切り回ってもらい、各レベルの様子を実体験してもらうことができました。
また、木曜日午前に家庭こども支援センターすこやかで活動している、子育て中の親の日本語教室 “だっこらっこくらぶ” も見学してもらいました。
7月23日、武田加奈子先生の“異文化とコミュニケーション”という講義で、CIFAを見学した学生らがその発表をするということで、
グループ学習担当の、出田さん、井上さん、菊田さん、大和さん、CIFA職員が見学させていただきました。
CIFAや、他の自治体での日本語教室(子供向け、また新宿の日本語学校)を見学した学生が、数名に分かれ、発表を行いました。
見学前に予想したことと、実際に見て違ったことや、
見学を通して学んだこと、感じたことを 披露してくれました。
学生から聞く、ピュアな生の声は、とても新鮮でした。
「先生が教える、講義形式なのだと思っていたら、生徒が中心に会話が進んでいくコミュニケーション重視の授業だとわかった」 や、
「教えたいことを事前に考えて、準備していったけれど、質問や話がわき道にそれてなかなか進まないので、ちょっと自信をなくしました」という話がありました。
最後に、ボランティアさんの感想を・・とお願いされ、
菊田さんが、「ボランティアをしていて、準備はとても大変です。いざ学習を始めてみると、質問がたくさんきたり、そこからまた違う話にいってしまうことはよくあることです。予定している教案が予定通りできないことは沢山あります」と、ご自身の体験をお話されました。
真剣に聞く学生の皆さんの輝いた目が印象的で、多くの方々に、将来日本語教育に関わって頂けたら、と思いました。