土曜グループ学習交流会 調理道具借物競争で盛り上がりました!

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日本語教室
成人
2019年11月9日

第2期グループ学習土曜クラスは、11月9日、期ごと1回行う全体交流会を行いました。

この日の会場は、たづくり10階の調理室・談話室。

普段とは違った場所で、どのような交流会をするか、頭を悩ませましたが、調理室ならでは、、、という企画で、

“チーム対抗 調理道具借物競争“を行いました。

調理室には、いろいろな調理道具があります。

おたま、しゃもじ、計量カップ、まな板、フライパン、鍋、等々・・・。

 

 

まずは、”○○○を持ってきてください!”クイズ に挑戦しました。

いつもの学習のグループとは違ったメンバーと一緒になるように、チーム分けをしました。

最初のお題は、”おしゃもじ”。各チーム1名回答者が、たくさんの調理道具が並べられてテーブルから、これ!と思ったものを持ってきます。

フライ返しを持ってきたチーム、小さなざるを持ってきたチームがありました。

“では見せてください!”の掛け声で、一斉に持ってきたものを見せ合いました。

ただ一人正解したカさん(中国)は、”これはご飯を盛るときに使います”と、完璧な説明をしてくれました。

そして、おたま、ざる、と続き、それぞれ珍回答もあり、会場内は笑い声が絶えません。

 

続いて、ある調理道具を見せて、”これは何でしょう?” クイズをしました。

まな板、どんぶり、急須はどれも学習者にとっては難問で、なかなか正解がでませんでした。

見事、”ざる”を持ってこられたのは、ブッダさん(ネパール)とアイビーさん(フィリピン)で、どちらも麺に使いますと答えてくれました。

何に、どうやって使うかを知っているのに、正しい名前を知らないということがわかり、はじめて耳にする言葉を熱心に聞いていました。

 

 

最後に応用クイズにチャレンジしました。

“卵焼きを作るときにつかうものを2つ持ってきて下さい” には、

玉子を解く泡だて器とフライパンを持ってきたのは、マウリーンさん(ドイツ)。

チヨウさん(中国)は、迷わず、フライパンとフライ返しを手にしました。

はじめての試みで行ったこの企画は、思いのほか、盛り上がりました。チームで協力してヒントを出し合ったり、正解を一緒に喜んだり、とにかく笑いが飛び交い、楽しい交流会となりました。