日本語グループ学習水曜夜間クラスは、11月27日が第2期の最終学習回でした。
この日は、最後の30分を使い、全体交流会を行い、日本のお正月について、普段は違うグループで勉強している人たちと、一緒に勉強しました。
まもなく師走、お正月は足早にやってきます。
日本の“お正月”と言えば、何を思い浮かべますか?
お節料理、初詣、お年玉、凧揚げ、etc…
日本にはその時の季節に合わせて色々な行事がありますね。
まずは、ボランティアの阿部さんから、年末年始に行われること、行うことについて、順を追って説明がありました。
12月に入ると、年賀状の準備をすることが多いです。15日頃までに投函すると元旦に配達されます。
年末年始のお休みに入る前の、最後の仕事をする日を、“仕事納め”といいます。
この日は、「本年もお世話になりました。来年もよろしくお願いします。よいお年をお迎えください。」と挨拶します。
そして、大掃除、門松、しめ縄飾り、鏡餅の用意、
大晦日には年越しそばを食べます。深夜0時に近づくと、除夜の鐘が鳴り始めます。107回は大みそかのうちに、その年の災いがなくなるように、そして、最後の1回は日付がかわった後につきます。
年が明けて、初日の出、初詣。
外国人学習者にとっては、はじめて耳にすること、真新しいことばが沢山あります。
新年初めて会う人には、「あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。」と言います。
お節料理やお雑煮を食べます。子どもたちは、お年玉と言って、お金が入った小さな袋を大人からもらいます。
羽根つき、凧揚げ、コマ回し、カルタ、福笑いなど、子どもたちのお正月の遊びも特別です。
お休みを終えて、はじめて仕事をする日を、“仕事初め”といいます。
そのときは、必ず新年のあいさつをします。
一通りの説明を聞いたあとで、グループごとに“福笑いゲーム”を楽しみました。
デモンストレーションでは、ボランティアの松井さんが、おもしろおかしい“ひょっとこ”を完成しました。
はじめて経験する遊びは、国籍や世代を超えて、笑い声がとびかい、とても盛り上がりました。
グループ学習第3期は2020年1月開講です。
申込は12月16日までです。