日本語部会主催の「日本語教授法フォローアップ講座」が1月23日から始まりました。
講師は、電気通信大学国際教育センターの笠原ゆう子教授です。
1回目は、「学習者を知る」。
学習者の背景や、日本語レベル、ニーズ、そして学習者のレディネスなど、目の前にいる学習者を知り、彼らに合った学習の進め方が重要になります。
受講者の皆さんそれぞれが現在担当している学習者の背景やニーズなどを改めて確認し、グループ毎で発表をしました。
笠原教授のやさしい笑顔や言葉で、受講者の皆さんもリラックスしつつ、日本語学習支援への熱い思いを共有していました。
日本語部会主催の講座では、講義の素晴らしさはもちろんですが、学習支援をしているボランティア同士のつながりができます。
成人クラスの1対1でのボランティアは、時に孤独を感じることもあるかもしれません。日本語部会では、こういった講座や、交流会を通じて、ボランティアさん同士の輪をひろげ、悩みや知恵の共有ができる機会として開催しています。実際に、講座の受講を通して、ボランティア同士のつながりができ、情報交換をしたりと、ボランティア間での交流が生まれています。
講座は、全5回です。受講者の皆さん、笠原教授と日本語を教える楽しさを皆で学びましょう。