新型コロナウィルス感染症の感染拡大に伴い、2月下旬から6月中旬まで日本語教室はすべて休止してきました。その間、何とか外国人の皆さんに日本語の学習支援ができないだろうか。そんな声がCIFAに寄せられました。一方、緊急事態宣言に伴う外出自粛に対応して、企業では在宅勤務やテレビ会議に取組まれ、学校ではオンライン授業が実施されるなど、社会のあり様が大きく変わりつつあります。そこで、CIFAでもゴールデンウィーク明けから学習室が使用開始されるまでの期間、成人に対するオンライン学習の試行に取組むこととしました。
現在、学習室の使用が再開されましたが、定員がこれまでの半分になってしまいました。オンラインの活用は、学習室の3密回避だけではなく、不足スペースを補完する有効な手法の一つにと考えられます。このため、期間を延伸し試行を続けることとしました。通信環境や使用アプリなど新たな課題を整理し、日本語部会や運営委員会での議論を経て、本格導入について具体的な検討を進める予定です。
緊急事態宣言が解除されたとはいえ、都内では感染拡大が続いています。まだまだ外出に不安を感じている人も多いと思います。この機会に、オンラインでの日本語学習支援に取組んでみてはいかがでしょうか。
皆様のご連絡をお待ちしています。