国際交流センター

子ども教室 ~先輩の話を聞く会~ を開催しました。

子ども日本語教室では、中学生の高校受験の準備として、例年3月に子ども日本語教室を卒業して高校生、大学生になった先輩たちに、進学先を選んだ理由や学校生活、友達、先生との関係づくりについて話をしてもらう“先輩の話を聞く会”を開催しています。 本年3月については、新型コロナウィルス感染拡大防止のため、この会は中止となってしまいました。

 

また、例年7月に「日本語を母語としない親子のための多言語高校進学ガイダンス」に参加して、都立・私立高校の受け入れ状況や制度、学科等の説明や受験を経験した現役高校生からのアドバイス、個別の進学相談で、高校受験の情報を得ていました。

しかし、こちらも新型コロナウイルス感染症の影響を受け、説明会の形式が変更となり、個別の進学相談のみの参加となりました。また、多くの高校では、学校見学が縮小され、情報が得にくい状況に陥りました。

 

  

こうした状況を受け、教室を卒業した高校生、大学生の先輩たちの協力を得て、ソーシャルディスタンスを保つため、2回に分けて“先輩の話を聞く会”を開催しました。 先輩たちからは日本語や不得意科目の学習方法、将来や進路、高校・大学受験について、現実に直面する問題など、有用な話しがありました。更に学校見学へ行くことで、学校の雰囲気を感じられることも教えてくれました。中学生たちは成長した姿の先輩たちから話しを聞き、勉強することの意義をとても強く感じている様子でした。

会の終了後、3月に卒業した先輩と久しぶりに再会し、楽しくお喋りをして過しました。

モバイルバージョンを終了