12月12日(土)
子ども日本語教室では、毎年恒例の“お楽しみ会”を開催し、教室に通う小学生が参加しました。
今年は密を避け、感染防止対策として、保護者は招かず、1~3年生と4~6年生に分かれて行いました。
まずは、代表の子どもが元気よく『始めのあいさつ』、『終わりのあいさつ』を読みました。
最初にそれぞれが自分の名前と学年を紹介し、言葉遊びをしました。
◆『言葉探し』では、あらかじめ用意されたひらがな(子どもの名前)が、20文字、42文字書かれたプリントを手にして、その中から言葉を見つけ、発表しました。
1~3年生(4×5文字)から、『いし』『ほし』『しあい』など、
4~6年生(6×7文字)からは、少し文字数が多く、難しい『どーなっつ』『どうぶつ』『しおみず』が出ました。
◆1~3年生はその他に『ビンゴ』を行いました。
ここでは、自分たちの好きな食べ物を発表し、自分の書きたいマス(場所)に発表された食べ物を書きました。
事前に作ったクジを子どもたちが順番に引き、1本の線ができると『ビンゴ!!』と、元気よく発言しました。
◆4~6年生の『私は誰でしょう?』では、質問側と回答側で2つのグループに分かれました。
最初は何を質問すればわからずにいましたが、学生ボランティアの助言を得て
『大きいですか?』、『どんな形ですか?』、『どんな色ですか?』とたくさん質問をが出ました。
2問目、3問目はだんだんコツを掴み『どんなところで使いますか?』、『どういうふうに使いますか?』という質問が出てきました。
◆4~6年生はその他に、漢字とふりがなを合わせる『神経衰弱』を、2人ペアで行いました。
来日時期や漢字の習得(難しい)の違うペアでは、漢字と『にじ』、『ほし』、『ゆめ』、『あお』などの似たような形のふりがなを合わせることは難しかったようです。
“お楽しみ会”では、今年最後に子どもたちが笑顔を見せてくれました。
この会は、大学生を含めたボランティアの皆さんが準備し、司会進行役は学生ボランティアが務め、
皆さんのお力添えにより、無事終了しました。
2020年、年度当初から教室が休みになり、ボランティアの皆さんは活動に心配や不安あるなかで、子どもたちが安心して日本語が学べる環境を整えてくれました。
新年は1月6日(水)から学習がスタートします。
来年も引き続き、皆さんのご支援、ご協力をいただけますようお願い申し上げます。