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子ども日本語教室 中学生へのエール!~先輩の話を聞く会~開催しました

子ども日本語教室では、中学生の高校受験の準備として、例年3月に子ども日本語教室を卒業して高校生、大学生になった先輩たちに、進学先を選んだ理由や学校生活、友達、先生との関係づくりなどを話してもらう“先輩の話を聞く会”を開催していますが、昨年はコロナの影響で9月開催になりました。今年も昨年に引き続きソーシャルディスタンスを保つため10月30日・11月6日の二日間に分けて開催されました。

今年の3月に中学を卒業した高校1年生から大学生、社会人まで延べ9名の先輩が参加してくれました。自身のプロフィールとともに、苦労したこと、楽しかったこと、将来どんなことをしたいかなどインタビュー形式で話しました。中学生たちは、友達作りのきっかけや 、日本語習得の壁をどうやって乗り越えたか、進学先をどのように選んだかなど具体的な話を聞き、自分なりの質問をぶつけ、成長した姿の先輩たちから学ぶものが多かったようでした。

後半では子ども日本語教室でやってほしかったことを話してもらいましたが、「もっとみんなと話す時間が欲しかった」「先生からたくさん話しかけてほしい」など感想が出され、このような内容の本音を聞ける機会は少ないのでボランティアたちも興味深く聞いていました。ちょっとした同窓会のようにもなり、すっかり頼もしくなった卒業生の話しぶりに新鮮な感動を覚えた方も多かったようでした。

 

 

 

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