CIFAの日本語クラスの一つ、子育て中の外国人の親のための日本語教室だっこらっこくらぶは、小さなお子さんを預けることができない外国人のお父さんお母さんのための日本語学習の場です。
お子さんが幼稚園や保育園に入園されると、学習しているお父さん、お母さんはだっこらっこくらぶを終了=卒業することになります。
3月に4人のお母さんが卒業となり、4月から新しく参加する方々を迎え、新しいスタートとなります。
4月7日(木)。新年度を始めるにあたり、日本語を教える側の日本人ボランティアの方対象に講習会を開催しました。
講習会では、だっこらっこくらぶ創設に携わり、ずっと学習ボランティアをされている菊田さんに講師をお願いしました。
まず、だっこらっこくらぶの目的と役割(通常の日本語学習とは異なり、子育てをする中で必要となる日本語学習である)の再確認、学習者について知る事の重要性(学習者によってアプローチや内容が異なる)、そして絵カードや料理のレシピ本なども使っての具体的な日本語を教える工夫について話してもらいました。
今回の講習会では、菊田さんにお話をしていただきましたが、どのボランティアの方も毎回工夫して学習に臨んでいらっしゃいますが、日本語の教え方には正解がないので、悩んだり失敗したりすることもあるでしょう。
今後も、ボランティア同士が他の方の工夫点や失敗談、日本語を教えて感じる悩みなどを紹介しあう機会を作り、学習者も教えるボランティアもお互い楽しく成長するだっこらっこくらぶを目指していきたいと思います。
新年度は、4月14日から学習が始まります。
楽しくだっこらっこくらぶの活動をしましょう。
だっこらっこくらぶでは、一緒に活動していただくボランティアを随時募集しております。子育て中の外国人の日本語学習をサポートしたい、またはだっこらっこくらぶオリジナルのTODAY’S SPECIALにご興味を持たれた方、お待ちしています。見学も大歓迎です。
だっこらっこくらぶでは、卒業するお母さん達にだっこらっこくらぶで紹介してきた歌をつづった歌集とお子さんとの写真を一緒にプレゼントしています。
この歌集は歌集の選曲から、イラストつきの歌詞カード、すべてボランティアの皆さんが製作されたもので、だっこらっこくらぶの大切な財産です。今回卒業したお母さんたちにもプレゼントしました。