国際理解講座 “幸せの国ブータンが教えてくれたこと”
会場全体が感動の歓喜に。親しみある写真家関健作氏へ温かい拍手が・・・。
6月18日、国際理解講座が行われました。
定員100名の会場はほぼ満席、受付締め切り後もたくさんの方から参加申込みをいただくほどの人気ぶりでした。
世界一幸せな国と言われたブータン王国。
今年は我が国との国交樹立30周年ということで、多くのメディアにも取り上げられていますね。
ブータンという国に惚れ込み、その魅力を追い続ける写真家、関健作氏が、美しい景色と心癒される人々の幸せな表情などの映像とともに、ブータンの魅力についてたっぷりとお話ししました。
ご自身については、陸上一筋だった中学高校時代、挫折を味わった大学時代、ブータンに魅せられ赴任するまでの経緯、時折ユーモアを交え、熱弁をふるわれました。
また、体育教師として過ごした3年間のブータン生活を通して感じたことをたくさんの映像を投影しながら、また時折クイズ等も織り交ぜ、来場者に語りかけました。
質問タイムでは、多くの方から手が挙がり、“隣国からどうやって自国を守っているのか?”、“ブータン人の寿命は? 認知症などはあるの?”等の質問がありました。
最後に上映された、“あなたにとっての幸せとは・・・?”という質問に対し、
“親がケンカしないでいるとき”
“昔の友達に会ったとき”
“この美しい国に生まれたこと”
“両親が自分を産んでくれたこと”
健気に答える子供たちの姿、表情、眼差し・・・・。
これには、皆、胸にこみ上げるものがあったのではないでしょうか?
慌ただしい日々を過ごし、なかなか他人喜びを願うことが難しい毎日。
そんなわが身を見つめなおすよい機会となりました。
閉会後も、関氏の周りに来場者が多数集まり、時間の許す限り、質問などに真摯に対応す姿が印象的でした。
ご来場された皆さま、ありがとうございました。
皆さま一緒に写真家関健作さんを応援しましょう。
関健作さんのホームページ
http://kensakuseki.com/