国際交流センター

交流サロン「コスタリカの話」を開催しました

4月7日(土)サロン部会主催のイベント、「コスタリカの話」を開催しました。

 

講師は、コスタリカで建築を勉強後、国費留学生として5年前に来日。現在電気通信大学大学院生のガブリエル デルガドさんです。

ガブリエルさんはCIFAの“外国人留学生と楽しく交流~spanish~”でH29年度前期に講師をしていました。(今年度前期はインドネシア語・韓国語で開講しますhttps://cifa.tokyo/event/blog1210/)

まずは、コスタリカの基本情報にについて、お話がありました。

コスタリカの地理の話、気候の話、経済の話や、歴史の話に関しても、とても分かりやすくおもしろく話してくれました。

ラテン人、コスタリカ人の時間感覚については、日本とは全然違います。

バスも、時刻表は日本と同じようにあるそうですが、よく遅れるので、今来たバスが、どの時間のバスなのかわからない程で、何のために時刻表が貼ってあるのかわからないと言っていました。

パーティーは、例えば5時に来てと言われたら、5時に行くのはかえって失礼で、2時間後に行くべきなんだそうです。

約束に遅れても、みんな事情も分かるし文句を言う人はいないそうです。

日本にいるガブリエルさんは、日本の文化に合わせて、ちゃんと時間を守っていますが、時間におおらかな考えはラテンの文化になっているそうです。

それは、ラテン人は「自分の人生を楽しく過ごす」ことが大きな目的で、リラックスしながら幸せな生活を送るために、このような文化になったそうです。

 

コスタリカ人のあいさつとセレナタについても教えてくれました。

セレナタは、男性が想いを寄せている女性の家に、メキシコ風の合唱隊を連れて、交際の申し出をする文化で、申し出を受け入れるのであれば、女性は窓を開けるそうです。 ラテン人は、何事もやってみないとわからない、まずやってみなきゃいけないと思っているそうです。

あいさつの中で大切なことや、あいさつの仕方を学び、スペイン語プチレッスンも行われました。

前半のコスタリカ紹介の後は、グループで話し合った質問に対して答えてもらいました。

どんな質問に対しても丁寧に答えていてくれました。

参加者の皆さまは、コスタリカの幅広い知識が得られたのではないでしょうか。

全ての質問に日本語で答えられ、日本語能力の高さにも大変驚きました。

ガブリエルさん、どうもありがとうございました。

 

 

 

 

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