多言語教室前期 成果を確認し笑顔で修了!

ニュース
外国人留学生と交流
2016年8月4日

昨年度から開講したCIFA多言語教室
2016年度前期は5月に開講し、8月2日、全10回の全日程を修了しました。
英語クラスの最終回は自由にプレゼンテーション。
茶道を嗜まれるお二人が、Tea Ceremony を実演。インドネシア出身の講師、ウィリアムさんははじめて頂くお茶には興味津々。お菓子の頂き方や作法などを教わり、おいしくお茶を頂きました。
また、アニメ “どらえもん” をテーマにした発表は、四次元ポケットから出る道具について、皆で盛り上がりました。手作りのどらやきを受講生みなにふるまい、一同大喜びでした。
また、アイパッドを使い、電子楽器についてのプレゼンテーション、
長期間を過ごした、オーストラリアの俗語と貨幣のついての紹介、
海外からの留学生を自宅に受け入れる、ホームビジットを行っている方が語った、“My Life”。
CIFAよさこいチームの一員である方の、よさこい紹介と模擬演技・・・・・。
最後は、電通大ジャグリングサークルに所属する講師が、ヨーヨーやジャグリングの演技を披露してくれ、拍手喝さいで盛り上がりました。
全10回の成果を確認し、それぞれの個性に新たな発見をし、充実した最終日となりました。

 
 
中国語クラスの最終授業は、1人5分間の中国語での発表。講師の焦勇先生の奥さんも参加してくださいました。
最終授業は、自己紹介やある日の日記などをテーマに9回の学習で学んだことを活かして発表しました。
1人の発表が終わると、講師の焦勇先生が文法の直しを入れ、大まかに内容を日本語で説明してくれます。
その後、先生の奥さんが発表者の作文を正しい中国語で読み、内容についてどれだけ聞き取れているかの質問を出して、残りの学習者が答えます。
同じ漢字文化の中国語は、文字(文章)を書くことには大きな困難はないのですが、発音・聞き取りが本当に難しいです。内容の概要を教えてもらってから、きれいな中国語で聞いてもかろうじていくつかの単語が聞き取れるくらいで、まだまだ中国語をマスターする道は長いと実感させられました。先生は、「中国人でも小学4年生までは、発音学習をするのだから、皆さんにとって難しいのは当たり前。だから、練習しましょう。」と激励してくれました。
全員の発表が終わった後、このクラスの最終目的である「道案内」にも取り組みました。そんなの無理ー!と皆から最後の悲鳴が上がりましたが、先生は涼しい顔で今まで教えた単語でできる!と、実際に学習テキストにある単語を使って道案内の会話例を教えてくれました。
10回の学習を通して、学習してきた基本的な構文と単語を組み合わせて応用させるだけで、表現の幅がどんどん広がることを教えられました。また、先生が最後に「あきらめず、中国語の音を聞いて自分も発音してみることをくり返していきましょう。」と引き続き学習をしていくよう指導してくれました。
中国語クラスは、全10回皆さん学習意欲を高く持ち、緊張感あふれる学習となりました。
焦勇先生、受講者の皆さんお疲れ様でした。今後も中国語の学習を続けていきましょう。





10月から後期多言語教室(英語・中国語)が新たにスタートします。9月5日号の市報で募集が掲載されますので、ご覧ください。
学問の秋を、CIFAではじめてみませんか。皆さまの応募をお待ちしております。