本講座の最終回となった12月25日(火)
前半1時間に学習を行い、後半約1時間(30分延長)に講師の母国紹介と交流タイムを行いました。
日頃、使用している部屋は言語ごとに分かれていますが、この日は間仕切りの壁を外しての学習スタートです。
空間が広くなり、開放感とともに、受講者の楽しそうな会話があちらこちらから聞こえました。
後半では、講師の方々が準備した映像を、プロジェクターとスクリーンを使用して母国紹介を行いました。
まずメキシコシティ出身のガリシアさんは電気通信大の学生さん。
日本文化やアニメが好きで卒業後は日本で働きたいそうです。
母国紹介では、メキシコ国旗(緑・白・赤)の説明があり、この3色は食文化でも見られることや、
お酒のテキーラについて熱く語ってくれました。そして、色鮮やかなお祭りの紹介。
受講者は、日本から遠い国から行ってみたい国になったようです。
中国武漢出身の高甜さんは東京外語大の学生さん。
日本語教師に憧れていて、2012年から日本語を学び始めたそうです。
今回は時期的に、中国のお正月について流暢な日本語で、事細かく説明をしてくれました。
台湾台北出身の陳さんは電気通信大の学生さん。自然が好きで趣味は登山だそうです。
まずは、富士山より高い山の話です。受講者の皆さんは台湾に多くの山々や3000メートル級の山があることに驚きました。
また、沖縄より南下にある海はとても美しく、イルカや綺麗な珊瑚を見ることができます。
そして、地震について「危ない」と知っている台湾の人たちは、日本であった大地震でたくさんの寄付をしたと、心の美しさを話してくれました。
交流タイムでは各言語が輪になり、講師と楽しくお喋りをしました。
さて、受講者からの感想ですが
初めての経験で、何もかもが新鮮だった。
基本的な言語と文化など、わかりやすく説明されて興味が深まった。
多くの気づきがあり、今後の学習意欲がますますわきました。
皆さん、とても楽しかったと好評を得ました。
講師の方からは
皆さんが一生懸命勉強してくれて嬉しかった。
私も勉強になった。
また機会があれば、講師をしたい。
講師を務めたことはとても良い経験になったそうです。
参加された皆さま、長いようで短かった3ヶ月間、お疲れ様でした。
次回、2019年度 前期の講座(全10回)は5月14日(火)午後 スタートです。
※これから講師募集を行うため、現時点での言語は未定。
※受講者募集は市報4/5号に掲載予定。