国際交流センター

“外国人留学生と楽しく交流” ~English・中国語~ 最終回は合同で交流タイム!

CIFAでは前期(春)と後期(秋)に分け、年2回市民向けの外国語クラス “外国人留学生と楽しく交流”~English他~を開講しています。

外国人留学生やCIFA外国人会員を講師とし、交流の場を提供するものです。挨拶や道案内などを中心に、楽しく語学を学び、講師の母国紹介も交えながら、ことばのほか、異文化にもふれていきます。

 

 

今期は調布市国際交流平和都市宣言30周年記事業の一つでもあります。

 

12月22日(火)最終回は。。。

通常の講座時間を延長し、英語・中国語クラス合同で交流タイムを行い、学習した言語で受講者が宣言文を読みました。

 

まずは、各言語で宣言文の音読練習をしました。

受講者の皆さんは、講師の発音を熱心に耳を傾けていました。

  

 

【講師へのQ&A】 其の一

まずは、日頃となりのクラスとは顔を合わせないため、講師紹介となるような質問タイムを行いました。

Q. あなたの故郷について教えてください。

A.英語講師のお二人はインドネシア出身で、シルビアさんはジャカルタ、フィルさんはスラバヤです。

インドネシアには、火山・砂漠のような景色で「死ぬまでに一度は見たい」と言われる日の出(ブロモ山)と夕日(クタビーチ)の名所があるそうです。
A.中国語講師の王さんは山東省出身で、泰山や孔子の出身地があり、青島(チンタオ)も山東省では有名な都市だそうです。

 

Q.初めて来日した時、母国と比較して、これは違うと感じたことは何ですか?

A.フィルさんは、インドネシアには冬が無いので、冬のスポーツや雪遊びが珍しかった。

シルビアさんは、雪が降ると子どものように楽しくなる。

A.王さんは、中国から13年前に来日。成田から横浜に着き、最初の印象は日本の建物が低いこと。また、中国では山の方に行くと砂利道が多いが、日本の道路は綺麗に舗装されている。中国の道路はとても広く、国道は片側が6車線もある。日本は空気がきれいとのこと。

 

Q.日本で最も不思議な習慣や行動は何ですか?

A.フィルさん:就職活動が特徴的。日本では卒業前から始まる。外国では卒業してから就職活動をする。(特に総合職、外国ではポジションごとの募集)

 

Q.母国と比較して、日本の良いと感じたことを教えてください。

A.フィルさん:日本は物事がはっきりしているので、買い物にはとても安心感がある。

受講者の皆さんは、宣言文の読み発表で緊張していましたが、講師の母国紹介で緊張がほぐれたようです。

 

いよいよ宣言文の読みです。

英語クラス。。。

中学生から学んでいる英語での読みは、クラスの仲間と声を揃えて読み上げました。

中国語クラス。。。

発音が難しいと言われていますが、講師との追い読みを行い、5人で一人一行、3周して、読み上げました。

受講者の皆さんは、短い文でも一人で読むということで、真剣に音読練習を行い、この成果は素晴らしい発音で発揮しました。

動画はこちらから⇓

(315) 調布市国際交流平和都市宣言(中国語) – YouTube

https://www.youtube.com/watch?v=kpO-xKCV3LE

 

(315) 平和都市宣言 調布市国際交流協会 – YouTube

https://www.youtube.com/watch?v=Wi6Askbdkbc

 

【講師へのQ&A】 其の二

Q.母国の子ども達は将来何になりたいと思っていますか?

A.インドネシア:ユーチューバ―、ビジネスの起業家。

中国:インターネットで有名になりたい子どもが多い。後は大学に入ることが目的。

 

Q.母国の結婚条件は何ですか?もしくは結婚事情について

A.インドネシア:宗教が同じでなくては結婚できない。両親の同意が大切。
中国:自由。当人は仕事が忙しく、親同士がお見合いをして、結婚相手を決めることもある。

 

Q.共働きの割合いは? 家庭内の家事分担などについて

A.インドネシア:ジャカルタなど都市部は共働きの家庭が増えている。家事は家政婦さんにお願いすることが多い。地方では専業主婦が多い。
中国:共働きが普通。祖母が育児をしたり、家事を外注することも多い。何より外食がとても安い。

今回の交流タイムでは、事前に受講者の皆さんから講師への質問を聞き取り、講師の皆さんが多くの質問に答えてくれました。

教室にいる皆さんは興味津々に講師の話しを聴き、新しい世界に引き込まれていきました。

各言語とも、最後は名残を惜しみながらの解散となりました。

 

【感想】

受講者からは。。。

ー本講座を受講し、『平和』について感じたことー

・政治的にはいろいろあるが、日本の事をほめてくれる話を聞いて、お互い理解した上で仲良く付き合っていきたい。

・今年はコロナの事もあり、行動を色々制約されている。自分がやりたいことをできることが、ある意味平和な事だと実感している。

・今まで仕事と自宅との往復ばかりで,このような講座に参加したことがなかった。異文化と触れ合うこと,理解することが平和に繋がるのかなと思った。 今後も、もっと異文化に触れ合っていきたい。

ー本講座を受講したきっかけ、感想ー

・中国の方と日本語学習をしているが、中国語を学習したおかげで、相手との距離が近くなった気がする。

 

講師からは。。。

・良い経験になりました。

・母国について少しだけでも皆さんに伝えられたらいいなと思います。

 

受講者の皆さん、そして講師の皆さん、長いようで短かった3ヶ月間、お疲れ様でした。

 

*2021年度前期 受講者募集は4月上旬~予定*

※これから講師募集を行うため、現時点では言語未定。

※受講者募集はHPとちょうふ市報4/5号に掲載予定。

モバイルバージョンを終了