9月6日、CIFAで日本語を勉強している外国人9名が、調布市立第5中で、「留学生が先生!」と題した、総合的な学習の授業に参加しました。
この日は彼らが講師となり、自分の国や日本での生活、将来の夢等について、プレゼンテーションを行い、中学生からの質問を受ける等、交流しました。
市内の小中学校では、国際理解教育の一環として、留学生を招いて世界の人々の生活を学び、多様性や異文化を理解し、国際的な視野を広げる授業を実施しています。CIFAでは学校からの依頼を受け、毎年市内の小中学校に、外国人学習者を派遣しています。
今回は、中国出身のリュウイビンさん、ダイユンさん、リクさん他電通大学生2名、ベトナム出身のミン リーさん、エストニア出身のベェロニカさん、アメリカ出身のニコールさん、ペルー出身のキミさんが、それぞれの母国について(地理、文化、観光、食べ物、伝統品等)紹介しました。
また、自分がなぜ日本にきたのか、日本でどのような生活をしているのか、また将来はどんなことがしたいのか、などを日本語で話しました。
自分のふるさとについて、日本人に話そうとするときは、皆、生き生きと熱心に話すことが多いです。
中国出身のダイユンさんは、出身地である雲南省、昆明の街について、美しい街並みの写真を見せながら、紹介してくれました。
また、ペルー出身のキミさんは、多様な民族や言葉、観光地等について、クイズを混ぜながら発表しました。
生徒たちは、当日までどこの国の先生が自分たちのクラスを担当するかを知らされておらず、先生が登場すると歓声で出迎え、熱心にメモを取りながら、発表を聞き入っていました。
中国出身のリクさん(電通大)からは、下記の感想が寄せらました。
今回の経験が、留学生や日本語を学ぶ外国人会員にとって、来日当時の自分を振返り、母国のことを日本の若い世代に伝え、相互に交流する有意義な機会であったことを願っています。
下記、リクさんより(原文のまま)
「この度はCIFAが今回の交流活動を開催してくださり、誠にありがとうございました。学生たちも私たち自身も多くの収穫がありました。学生たちはとても活発で、私たち自身の中学時代を思い出させてくれました。彼らは私たちが考えたことのないような数多くの質問をしてくれ、そのどれもが独特な視点と考え方を持っていました。彼らの質問を通じて、これまでの日本での生活を改めて振り返る良い機会となり、日本に対する理解もさらに深まりました。初めて交流した日本の中学生たちは皆優秀で、今後の彼らの成長を楽しみにしています」
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