子育て中の親の日本語教室 「だっこらっこくらぶ」は、
今年で設立10周年を迎えました。
月日の経つものは早いものです。
10月10日、年に一度、恒例となった「だっこらっこくらぶ お楽しみ会」を行いました。
いつもの活動は、国領の子ども家庭支援センターすこやかで行いますが、この日は、CIFA事務局のある文化会館たづくり研修室にて行い、ボランティア、学習者、それぞれのかわいい子供たち、卒会したOBママら、総勢約50名が参加し、賑やかで和やかな、楽しい会となりました。
今年の盛り上げ役は、ボランティアの原藤さんと内河さん。
会場をかわいらしくデコレーションし、参加者の到着を待ちました。
冒頭のアイスブレークでは、本人(もしくはお子さん)の誕生日順に着席する!
これにはルールをもうけ、外国人ママは日本語のみ話してOK、日本人は話をしてはいけません、ジェスチャーはOKです。
“わたしのたんじょうびは、〇がつ○にちです” と外国人ママが話すと、うなずき近寄るボランティア、手の指で誕生月を示して、同じ人、近い人を集めようとするボランティア、誕生日が近い人を見つけ、笑顔で談笑しながら、ようやく1月生まれ~12月生まれ、誕生日順に座ることができました。
その後、各自自己紹介。自分の国の言葉であいさつ、誕生日の季節、これからやりたいこと!などを思い思いに日本語で話しました。
外国人ママからは、“もっと日本語を勉強したいです”、“自分の作品の個展を開きたいです”、など夢を叶えたい!という声も聞かれました。ボランティアから多かったのは、“旅行がしたい!”、また子育て世代からは、“ゆっくり寝たい”、“マッサージに行きたい!”、“自分の時間を作りたい!”など、切実な願いも聞かれました。
発足した2009年~在籍し、男の子3人を育てる伊藤シェイラさん(フィリピン)は、一番上のお子さんは小学4年生、ようやく3人が学校や幼稚園に行くようになり午前中、自分の時間が持てるようになり、ジムに行ったりしていると、話してくれました。
(司会の原藤さんと内河さん) (自己紹介をするカトリンさん)
その後、“世界各国の踊り”シリーズということで、
今年は、現在第2子妊娠中のリュウ ハクさんが、中国ウィグル族の踊りを披露し、全員に踊り方を教えてくれました。首を左右に動かすところがとても難しかったようです。全員で輪になり、笑顔でタンスを楽しみました。
そして、ちょっと変わったビンゴゲームを行いました。
まず、用紙に書かれた12マスの部分に、自由にひらがなで自分の名前を記入します。司会者が、予め用意した、ひらがな50音の中から、一つずつ、くじ引きでひらがなを引きます。
自分の書いた文字があれば、そこはチェックや×をつけます。
出てきたひらがなで、自分の名前が全部チェックされたら、その人はビンゴ!です。
名前が長い人は、ちょっと不利になりますね!
このゲームもとても盛り上がりました。リーチからなかなか最後の一文字が出なかった人もいました。
ビンゴになった人には心温まる商品が渡されました。
お菓子の首飾りをもらった、子供たちは大喜びでした。
最後に、全員で記念撮影をし、恒例となった、不要品交換会「とりかえっこ」も行いました。