
日本語学習を熱心に継続し、中上級レベㇽまで上達した学習者を対象とした、『日本語でおしゃべりタイム』 同じようなレベルの仲間たちが集い、お互いに刺激を受けながら、日本語のブラッシュアップを目指します。
身につけた日本語を適切に使うことを目標に、日本語ボランティアのサポートを受けながら、共通のテーマについて、おしゃべりを楽しむ場です。
トライアル第1回(3月6日開催)に続き、今回トライアル第2回を6月26日に開催しました。
この日参加したのは、アメリカ・韓国・ベトナム・インドネシア・台湾・中国出身の学習者12名と、日本語ボランティア7名。 最初から3つのグループに分かれて、自己紹介から始まりました。
始めは緊張していた初参加の数名も、すぐに緊張が ほぐれていきました。
今回のテーマは、「オレオレ詐欺」について。 「オレオレ詐欺って何?」という問いかけを口火に、それぞれが知っていることを話始めました。 「オレオレ詐欺」という言葉になじみがなかった参加者もいましたが、すぐにピンときた様子で、ニュースで知ったことや、自分の経験したこと、自分の国での様子を話し合いました。
おしゃべりが深まると、どうしてそんなことが起きるのか納得できなかったり、自分はどんなことに警戒心を持っているか等、様々な角度から話の幅が広がっていきました。
おしゃべりの後半は、①犯人像、②被害者はどんな人?③どうやって防いだらいいか?の3つの項目で、まとめ作業に入りました。 各グループで、それぞれの担当を決め、参加者全員がお互いを補いながら、ホワイトボードに日本語でまとめを書いていきます。 書いた文字や送り仮名にミスがあれば、ボランティアのアドバイスで訂正をしました。
そして完成したホワイトボードを示しながら、 順番に発表を行いました。
一致する意見や、違う視点からの意見があり、充実したおしゃべりがされたことが伝わってくる発表内容でした。
このような犯罪を防ぐために、家族で合言葉を決めること、ニュースを見ること、個人情報を守る意識をもつこと等の身近な対策から、テレビ番組で多く取り上げるとよい、携帯ショップでチラシ配布や講座をするとよい等の規模を広げた対策の例があがりました。 また、高齢者に関心を向けること、家族とよく連絡を取り合うこと等、自分に置き換えて考えさせられるような意見もありました。
終了後、外国人参加者からも 日本人ボランティアからも 「とても楽しかった」という声をもらいました。
他にも、「今回のテーマは啓蒙につながったのでは?」 「次は ○○等のテーマでおしゃべりしたい」「発表の時は少し緊張した」等の 感想が寄せられました。
『おしゃべりタイム』(トライアル)は 今後も開催予定です。(現時点で具体的時期は未定)
今回の『おしゃべりタイム』(トライアル)第2回について、寄せられた声をもとに、しっかりと振り返りを行い、今後に活かしてまいります。
『おしゃべりタイム』(トライアル)第2回に 参加・協力いただいた皆さん、ありがとうございました。
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