3月18日、子ども日本語教室の小学生、中学生、その保護者、ボランティアが一堂に会し、
「卒業・進級を祝う会」 を行いました。
今年は、小学生と中学生に分かれて行いましたが、総勢70名超の参加者で、久しぶりに賑やかな会となりました。
小学生は、一人ひとりが、自分で考えて書いた作文を発表したり、学年で協力して上級生にメッセージを送ったり、6年生は小学校の思い出や中学校入学に向けての抱負を堂々と発表してくれました。
中学生は1年生から順番に、全員が日本語で頑張って書いた作文を発表いました。
入級当初は、日本語が十分に理解できず、コミュニケーションがとれず、どこか不安げにしていた生徒たちでしたが、
「1年間、何を どう頑張って、 自分はどのように成長したか」 など、
堂々とスピーチする姿には、子どもたちの成長が無限であることを感じます。
無事に志望の高校に入学が決まり、高校生活に希望を抱く中3生からは、
「小3から8年間、CIFAの子ども日本語教室に通い、その間色々なことがあったけれど、たくさんのボランティアさんに日本語や勉強を教えてもらえて感謝しています」
と、これまでの自分を振り返り、少しずつ自分が成長できたことは、ボランティアの先生のおかげだと、感謝の気持ちが語られました。
参加した、ボランティア、保護者は、子どもたちの成長に感銘を受け、これまでの活動、支援が報われる想いであったことでしょう。
子どもたち同士も、みんなが頑張ったことを知り、楽しそうにおしゃべりをしていました。
春は出会いと別れの季節です。
子ども教室を巣立つ卒業生たちに、希望や夢のある未来が待っていますように。