12月9日、調布市の主催による「調布市非核平和都市宣言 40周年記念事業」 国際理解講座2023~世界の“いま”と平和を考える~ がグリーンホール大ホールで行われました。
このイベントは、調布市非核平和都市宣言40周年という節目の年に、戦争の悲惨さと平和の尊さを次世代へと伝え続けていくことの重要性について、子どもたちの平和への思いや他の講演を通じて、伝えていこうというものです。
当日は、CIFA会員でウクライナ出身のアナスタシアさんが、
「ウクライナ出身の留学生にきく『ウクライナのこと』」と題し、
ウクライナの文化や料理、音楽、簡単な会話等について、流ちょうな日本語で話をしました。
アナスタシアさんは、これまでのCIFAや近隣の自治体や団体でも、同様の講演を多数行ってきています。
母国が大変な中、また家族が国外へ避難した辛い状況の中、少しでも多くの人たちに、ウクライナについて知ってほしい、そして戦争が終わり、平和な日常が戻ってほしいと願い、今回も写真や動画、音楽を織り交ぜて作成したスライドを見せながら、講演を行いました。
そして、悲しい現在の世界情勢にもふれ、最後は、「安全なときに、ウクライナにいらしてください!」と呼びかけました。
終了後、参加者やピースメッセンジャーとして発表をした小中学生らがアナスタシアさんに、話しかけたり質問したり、写真撮影を行う場面が見られました。
続いて、2018年度にCIFAの国際理解講座でも開催した、「地球のステージ」の講演もありました。
「平和」は人類共通の願いです。
世界に目を向け、平和について考える貴重な1日となりました。