調布市内の小中学校では、オリンピックパラリンピック教育を通じて、「世界ともだちプロジェクト」を実施しています。
世界の多様性を知り、様々な価値観を尊重することの重要性を理解するため、大会参加予定国について幅広く学ぶためのものです。
市内各小中学校にそれぞれ5か国の交流国が割り振られています。
10月2日調布市立第2小学校で、このプロジェクトに関する授業があり、ともだち国のうちの1つであるドミニカ共和国の授業がありました。
ドミニカ共和国出身の電気通信大学留学生、ヒルソン・フリーアスさんがドミニカ共和国の歴史、文化や食べ物などについて写真を使いながら、紹介をしました。
来日されて1年半のヒルソンさん、第2小の5年生の為に一生懸命日本語で紹介してくれました。
ヒルソンさんのプレゼンテーションの後は、生徒からの質問タイムとなり、たくさんの手が挙がりました。
「初めて覚えた日本語は?」「日本に来て一番楽しかったことは?」など日本に関した質問や、
「ドミニカ共和国の海はどうしてきれいなんですか?」「ドミニカ共和国で見ることができる星は?」など
はじめて知ったであろうドミニカ共和国についての質問もたくさんありました。
オリンピックパラリンピックが近づいているのを感じたのは、「ヒルソンさんは、どうして母語ではないのに英語も上手に話せるんですか?」でした。
授業の後は、5年1組の教室で、生徒と一緒に給食も食べました。給食中も、皆積極的にヒルソンさんに話しかけ、皆楽しく、美味しく給食を味わっていました。
最後は、覚えたてのスペイン語でさようならの挨拶をしました。