調布市内の公民館では、年に数回市民向けの料理のイベントを実施しています。
12月9日、西部公民館で『世界の料理を作ってみよう~ベトナム編』に、CIFA会員ベトナム出身のマイさんが講師として、故郷の料理を紹介しました。
この日のメニューは、
①チキンフォー
②揚げ春巻き
③チェー(デザート、マイさんからのプレゼント)
の3品。
チキンフォーは、骨付きもも肉やしょうが、スパイスなどといっしょにじっくりと煮込んだスープづくりから。
揚げ春巻きの具は、パクチーをふんだんに使い、たっぷり野菜を必死に細かくみじん切りしました。
マイさんは、来日3年目。日本語は参加者が驚くほど流ちょうで、段階に分けて作り方を説明しましたが、皆とても驚く感動していました。
実際に調理が始まると、マイさんは各テーブルを回り、参加者とお話したり、本場の味が出ているかを味見したりしました。
実食タイムでは、じっくり煮込んだスープとフォー麺、チキンやパクチーなどたっぷりの具で仕上がった、チキンフォー、そして、たっぷり野菜のヘルシーな揚げ春巻きをレタスで巻いて、ピリ辛のつけだれをつけ、味わいました。
開口一番、『美味しい~』。
また、「ベトナム料理は、東南アジア、タイ料理のような、辛い、甘いがはっきりとしたイメージがあったけど、とてもやさしいまろやかな味で、また作りたいと思いました」などの感想が聞かれました。
CIFAで以前にマイさんの日本語学習支援ボランティアをしていた、原久美子さんもお手伝いとして参加しました。
「どの料理も、まじめで努力家で優しいマイさんの人柄が出ていて、とても美味しいです」と話され、マイさんが喜びのあまり涙ぐむ姿が印象的でした。
CIFA交流サロン部会でも、年に3回料理のイベントを行っています。
自国の料理を通して交流してみたい、お料理の腕を奮いたい! という方がいらっしゃいましたら、是非事務局へお声がけ下さい。