11月24日(土)第23回日本語で話そう会を開催しました。当日は141名の参加者があり、大盛況となりました。今年はCIFAで日本語を学習している外国人の中から、8カ国13名の方が、日本語でそれぞれのテーマでスピーチをしました。トップバッターはベトナム出身のホーゴックカーンさん。「私の田舎」というタイトルで、ご自身の故郷について、とても美しい写真と共にスピーチをしてくれました。続いてのコウカントクさん、中国のヨウフクメイさん、インドのサンカサントッシュランジャンさん、中国のランキョウメイさん、メキシコのピエールパオロさんがスピーチをしました。
子ども日本語教室からは、今年も中学生2名が参加してくれました。中国出身のチェンズウィさんとフィリピン出身のディオニシオクリスさんです。クリスさんは「My Life」というタイトルで、日本に来てからのことや、将来の夢、2人の弟と頑張って行く思いを堂々と話してくれました。ズウィさんは日本に来てまだ1年程とは思えない日本語で、合唱部でNHK全国学校コンクールに出場したことなどを話してくれました。
続いて、中国のヨウヒンさん、ベトナムのチャンフンホアンさん、ロシアのマリアソコロバさん、韓国のキムヒョンジュさんがスピーチをしました。
ベトナム出身のホアンさんは、現在実習生として働いています。「日本での体験」と題して、ご自身の経験から学んだことを伝えてくれました。ホアンさんの志が素晴らしく、心に響きました。
キムさんは、「続いて行く人生」と題し、韓国で聞いた、ある男性の話から、ご自身の目標や考えていることについて話してくれました。来場者の皆さんも、ご自身の人生について振り返り、これからの人生を考える機会になるようなお話でした。
最後は、中国出身のキョウユキさんが「私の仕事」というタイトルでスピーチをしました。
キョウさんは、放課後デイサービスの児童指導員として働いています。そこでのお子さんたちの様子や、関りについて話してくれました。キョウさんはそのお仕事が本当に好きで、お子さんたちに愛を注いでいることがよくわかりました。それぞれの方のスピーチが大変素晴らしく、感動に包まれた話そう会となりました。
第2部は、今年も交流会を行いました。発表者が出身国に分かれてブースを設け、それぞれの故郷の写真を展示し、来場者と直接お話をしました。感動のスピーチ後、温かい雰囲気に包まれながら、盛んに交流が行われました。