“調布でおもてなし”~夏休み・小学生編~ 暑さを吹き飛ばすパワーでおもてなしに挑戦!

ニュース
2019年7月31日

長かった梅雨が明け、いよいよ夏本番!

街中には夏休みを満喫する子どもたちの賑やかな声が響き渡ります。

 

CIFAではこの夏、9月に開幕を控えたラグビーワールドカップ、一年後に迫った東京2020大会に向け、調布を訪れる外国人をおもてなしできるよう、小学生、中高生を対象に、“調布でおもてなし”~夏休み・小学生編~、および~中高生編~を実施しています。

まずは7月29日から3日間、小学校5・6年生を対象とした、小学生編を実施し、市内在住、もしくは市内の小学校に通う29名が参加しました。

外国人講師は、リーバイ先生(アメリカ出身)、レジス先生(カナダ・フランス出身)、ジョニー先生(フィリピン出身)の3名。児童らは3つのグループに分かれ、CIFA会員のサポートボランティアが各グループに2名ずつ入り、3日間のプログラムを過ごしました。

 

■729日 Day 1

 

初日は緊張気味に集まった児童帯。グループに分かれ、挨拶、自己紹介などをするうちに、すぐに打ち解けて、徐々に笑顔が見られ、笑い声も聞こえてきました。先生たちのテンポよい英語についていこうと一生懸命英語を話しました。

天気の表現、道案内で使う言葉(左折、右折、直進、反対側に等)、また・・・・が好きです。といった簡単な文章も勉強しました。

 

 

 

 

 

 

 

■7月30日 Day 2

2日目は、ワールドカップ、東京2020大会で競技会場となる “武蔵野の森総合スポーツプラザ”の施設の一部を見学しながら、フィールドワークを行いました。

猛暑の中、たづくりを出発。まずは深大寺行きのバス停を確認し、京王線に乗り、飛田給駅で降り、会場までの道のりを先生と一緒に確認しながら歩いていきました。切符を買う、各駅停車など、英語での言い方がわからず、*“How do I say ・・・ in English?” と先生に聞く姿もありました。

会場では、メインアリーナ、プール、サブアリーナを実際に見学しました。

メインアリーナは50メートル×100メートル、客席約6000人、収容人数約10,000人という大きさです。

つい先日、バトミントンの世界大会で日本の選手たちが大活躍したまさにその場所に足を踏み入れ、一同は感激しました。

フロアから観客席を眺める機会はとても貴重な体験でした。

先生を囲んで食べるお弁当も楽しく、賑やかな声が聞かれました。

 

 

 

 

 

 

■731日 Day 3

最終日は、このプログラムのミッションである、“外国人を大会会場まで道案内する!” を果たすための、大きな地図作りに取り掛かりました。

グループで協力して、調布駅、飛田給駅、武蔵野の森総合スポーツプラザ、深大寺を盛り込んだ調布市の地図を作るのですが、どのグループも個性的で素敵な地図が完成しました。

そして、プレゼンテーションに向けて準備をしました。

先生が、調布の地を訪れた外国人観光客に扮し、児童たちに話しかけたり、お願いをします。

競技会場に行きたいけど、どうやっていくの?

お蕎麦を食べたいだけど、どこに行けばいい? おすすめのお店は?

などといった問いかけに、児童たちは習った英語で答えます。

そして、三日間の集大成ともいえる、プレゼンテーションは、保護者の方々、調布市職員にもご覧頂きました。

いざ本番! どのグループの発表も、素晴らしかったです。

英語で自己紹介をし、外国人観光客に道案内をし、調布のおすすめスポットを伝える・・・。

調布の街で、実際にやりとりされているかのような、プレゼンテーションに拍手が贈られました。

    

 

 

 

 

3日間を頑張って有意義に過ごした児童たちは、また一歩成長し、笑顔がとても輝いていました。

最後に修了証書をひとりひとりが先生がから受け取りました。自然に“Thank you”という言葉が口に出ました。

サプライスで児童から先生に金メダルとメッセージが送られ、先生方もとても喜んでくれました。

2019、2020年の世界的なスポーツのビッグイベントというまたのない機会に、彼らのような未来に羽ばたく若い世代に、調布の地を訪れた外国人を“おもてなし” できるよう、積極的にボランティア活動に参加して下さることを願っています。

9月に開幕するラグビーワールドカップにおいて、調布市で開催するファンゾーンで、今回参加した児童たちがボランティア活動に参加する予定です。

 

なお、本事業の英語プログラムは、

株式会社7アクト 様にご協力頂きました。ありがとうございました。

http://www.7act.com/