「日本語ボランティア入門講座修了式」開催しました

ニュース
2019年9月12日

9月12日(木)、「日本語ボランティア入門講座」の修了式が開催されました。

6月から3か月間の長期にわたる講座を43名の方が修了式を迎えられました。

受講者を代表して、安達晶子さんがCIFA井上事務局長より、修了証書を受けとられました。

その後、講師の電気通信大の池田特任教授、笠原教授が講評として、講座受講のねぎらいと共に、これからの学習支援への励ましとなるお話をして下さいました。

又、現在CIFAで学習中の学習者2名が、CIFAでの日本語学習や担当の学習ボランティアについて紹介してくれました。中国出身のリュウさんは、CIFAで学習をはじめる前は、間違った日本語を話しているかもしれないという不安を感じていたそうです。CIFAで学習を始めて、日本語を話す勇気がついたと話してくださいました。インドネシア出身のシルビアさんは、CIFAに来る前は、日本に暮らしていても英語で生活していて、全く日本語を話すことができませんでした。CIFAの学習ボランティアとの学習(宿題もあり)を通して、日本語能力試験2級に合格することができました、と感謝の思いを伝えられました。

休憩の後は、他の部会活動の紹介もありました。日本語成人クラスだけではなく、他部会の活動にも広く関わっていただけたらという思いを込めて、各部会やグループの代表ボランティア(サロン部会、子ども日本語教室部会、だっこらっこくらぶ)の皆さんがそれぞれの活動紹介をして下さいました。

最後は、ベテランボランティアの日本語部会スタッフボランティアの皆さんも参加しての、テーブルごとの懇親会となりました。修了された皆さん、これからの日本語ボランティアデビューを目前にして、期待より不安が大きくなっている方が大多数だったようで、不安に思っていることなどを修了者同士、共有したり、ベテランボランティアに質問したりしていました。

修了された43名の皆さま、お疲れ様でした。

講師の電気通信大学、池田特任教授、笠原教授、ありがとうございました。

講座の企画、運営にあたってくださった日本語部会スタッフの皆さま、ありがとうございました。