オーストラリア出身会員 第二小学校で母国を紹介

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2019年10月8日

調布市内の小・中学校では、オリンピックパラリンピック教育を通じて、「世界ともだちプロジェクト」を実施しています。世界の多様性を知り、様々な価値観を尊重することの重要性を理解するため、大会参加予定国について幅広く学ぶためのものです。市内各小・中学校にそれぞれ5か国の交流国が割り振られています。

 

―10月8日―

 調布市立第二小学校の5年生を対象に、このプロジェクトに関する授業があり、ともだち国のうちの1つであるオーストラリアの授業がありました。

 

 CIFA会員のクエン ティン チャンさんが母国の建物、スポーツ、動植物、アートなどについて写真を使いながら紹介をしました。今年の6月に来日し、独学で日本語学習したあと、8月からCIFAで日本語学習を開始したクエン ティン チャンさんは、通訳の小林さんと一緒に一生懸命日本語で紹介してくれました。

 

プレゼンテーションの後、オーストラリアの子どもたちもよく行うアボリジナル・アートの紹介と説明を聞き、児童たちは実際

にドット・ペインティング(点描点画)の体験をしました。児童たちは、短い時間のなk、思い思いの色を使い、カンガルーを描きました。

 

*アボリジナル・アートの特徴*

ドット・ペインティング(点描画)

多くのドットとその集合により様々な世界を表現しています。元々動物や食用植物、水がどこにあるかを示すために幾何学的な模様を地面に描いて地図のように使っていました。その後キャンバスに描くようになってからこの点描画が誕生したそうです。

 

最後に、オーストラリアのクイズを行い、児童たちはオーストラリアをより身近に感じ、いつか行きたい国になりました。