調布市では、2019年8月、直後に控えたラグビーワールドカップ2019と東京2020大会の開催時に、来訪する外国人観光客らに調布市内で周遊してもらうと、共同通信デジタル社が提供するインバウンド向けウェブページ 「city cost」 を活用し、外国人が見やすいようレイアウトした英語版の調布市の特設ページを開設しました。
深大寺(そば)、神代植物公園など調布の魅力や観光情報を紹介するとともに、外国人ライターによる体験記事を掲載しています。
12月中旬、「City Cost」 の企画、“Living in Chofu” ~調布に暮らす外国人から見た調布の魅力を紹介~ で、会員外国人2名がインタビューを受けました。
今回協力してくれたのは、コロナ禍においても日本語学習を継続しているイギリス出身のノエルさんと、インドネシア出身のナスタシアさん。
以前は早稲田に住んでたというノエルさんは、調布は生活コストも安めで暮らしやすくて気に入っているそうです。中でも多摩川沿いを歩くのが気持ちがよいとのことです。
調布の皆さんは、日本語で話しかけると、いつの間にか英語で話してくれ、優しいと感じるとも話していました。
インタビュアーもイギリス出身とのことで、インタビューは終始英語で行われました。
11月に開催した「第25回日本語で話そう会~今年はオンラインで~」では、母国インドネシアのスンバ島についてスピーチしたナスタシアさんは、調布は都心に出るのが便利で、第一印象はとても雰囲気のよい街だと感じたそうです。お気に入りのレストランは、「いきなりステーキ」、居心地のよい「ドトール」だそう。深大寺は大好きでご主人とよく行くとのことです。また友人から勧められて味の素スタジアム周辺を散歩し、気に入ったそうです。バリ島在住時代、アナウンサーをしていたナスタシアさんは、インタビュー中も落ち着いてしっかりと受け答えをし、制作会社のスタッフの方も感心していました。
CIFAでは、日本語学習の支援を受ける外国人が、ボランティアでイベントや外国語教室の講師、小中学校でゲストティーチャーを務めたり、保育ボランティアをしたり、このような取材協力をしてくれたり、積極的に活動する場が沢山あります。
支援する側もされる側も、共に協力しながら暮らす、「多文化共生」が身近に感じられるひとときです。
取材記事は2021年1月以降、準備が整い次第、アップされる予定です。
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https://www.city-cost.com/guides/tokyo-chofu_experience