国際化市民フォーラム in Tokyo (オンライン開催)に参加しました

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こまってるひと、そうだんしたいひと
2021年2月19日

CIFAでは、日頃より国際交流・協会TOKYO連絡会に参加し、

都内の国際交流関連団体と情報、意見交換をしています。

 

年に1度の 「国際化市民フォーラム in TOKYO」は、新型コロナウィルス感染拡大の影響で、ZOOMによるオンライン開催となりました。

2月13日(土)、配信会場となった中野サンプラザには、登壇する講師2名、東京都つながり創生財団職員、東京都国際交流委員会スタッフ、及びCIFA職員2名が参加し、A分科会のオンライン配信、イベント運営を行いました。

今回のテーマは、

「コロナ禍における外国人支援と 及び国際交流・貢献の現状と課題」

まさに昨今の世の中を反映したテーマです。

国際交流、多文化共生等に関わる各団体の関係者の他、一般の方含め、約120名が参加しました。

 

CIFAが属したA分科会では、

「コロナ禍の中で見えてきた外国人を取り巻く状況と課題」と題し、

コロナ禍の中で外国人が何に困り、それに対してどう対処したか、相談を受ける中で見えてきた外国人の状況について、

東京都外国人新型コロナ生活相談センター(TOCOS)の新居みどりさん他、各自治体、協会の相談窓口担当者4名が報告しました。

MCは長谷部美佳准教授(明治学院大学 教養教育センター)が務め、各報告のまとめ、リスナーからの質問対応の後、基調講演を行いました。

コミュニケ―ジョン手段としての「やさしい日本語」についても考え、課題解決に向けて考えるよい機会となりました。

 

TOCOSの新居さんは、フロント相談員(一時対応者)は、まずは「やさしい日本語」でヒアリング、その後各言語の通訳、専門家へつなぐ、傾聴という姿勢を重視していると、話されました。

 

また、国際都市おおた協会の石井さんは、コロナ禍で相談件数は増加の一途、感染を心配するよりもそれに付随する生活困窮、雇用問題、家庭トラブル、定額給付金に関する相談が多かった。平時から外国人をとりまく問題が、コロナでさらに浮き彫りになった、等、日々の業務で感じたことを伝えてくれました。

 

CIFAでは、関係団体、専門機関と連携し、外国人生活相談に適切に対処できるよう、取り組んでまいります。

 

  

(左:金井梅氏 武蔵野市国際交流協会   右:長谷部美佳氏 明治学院大学准教授)