“調布っ子” たちへのオリンピック・パラリンピック教育は、東京2020大会を目前に佳境を迎えています。
東京2020大会の開催を機に、国際交流、異文化理解の取組みの一環で、外国人講師と交流しながら、一緒に英語に楽しもう! という
“調布でおもてなし”2021~夏期小学生編~が、7月10日に無事開講しました。
今回のテーマは、
「オリンピック選手が我が家にやってきた! さてどうおもてなしする?」 です。
直前に無観客開催と決定し、調布の地を多くの外国人が訪れることはなくなってしまいました。
そこで、競技に出場するアスリートが、自分の家にやって来て、一緒に出掛けたり、食事をしたり、話をしたりして、一緒に過ごすという設定にしました。
挨拶や自己紹介、自分の気持ちを伝える、道案内をしてどこかへ連れていく、日本の食べ物の紹介をする、など一緒に過ごす上で必要で、身近にある沢山の会話を練習しました。
コロナ禍で、施設の定数制限があり、2年前に開催したときと違い、1グループを5名という少人数とし、サポートボランティア1名が講師と児童のコミュニケーションの手助けをしました。人数が少ないことで、参加児童たちは講師との距離感が近く、より密接に交流し、発語の機会も多くなり、とても積極的に参加する姿が見られました。
リズムに合わせ、体を大きく動かしながら、挨拶のフレーズを大きな声で言ってみました。
また、気持ちを表現する場面では、“tired” と “sleepy” の違いを、講師がジェスチャーを交え、わかりやすく説明しました。
家族を紹介するときには、児童が自ら、身振り手振りを加え、臨場感あふれる中で両親や兄弟を紹介し、講師から褒められる場面もありました。
この講座は、17日、24日の3日間で、最終日には、プレゼンテーションを行う予定です。
今回の学びを機に、英語を好きになり、“おもてなし”の心を 身につけて、今後も街中や、海外で出会う外国の人たちに、声をかけられるよう、応援しています!