国際交流センター

ホストタウン支援事業~国歌合唱でサウジアラビアを応援しよう

いよいよオリンピック東京大会が開幕します。調布市はサウジアラビアのホストタウンとして、これまで様々な交流を重ねてきました。また、調布市のほか岩手県大槌町、愛媛県新居浜市が同国のホストタウンに登録されています。この3市町が連携して国歌合唱により、サウジアラビアを応援する事業にCIFAの会員有志が参加をしました。7月11日(日)に第1回目の練習が行われました。同月17日(土)には、2回目の練習とともに動画撮影を行い、ホストタウンの思いを歌声に託す予定になっています。

合唱指導に当たったのは、CIFAの理事である新藤昌子さんです。ソプラノ歌手そして国歌の研究者でもある新藤さん、歌唱指導に入る前に国歌とは何か、またサウジアラビア国歌の成立過程などについてお話をされました。国歌は愛唱歌ではなく、国歌の象徴でありこと。建国の際に作成され、主権の実在を示していることなど、分かりやすく説明をしてくれました。また、歌唱の際に気をつけていることとして、①敬意をもって歌う②威厳をもって歌う③品格をもって歌うの3点を挙げられました。外国人には、他国の国歌を歌うという発想がないとのことでした。一番大事にしているものを心を込めて歌う、それが日本人の思いやりであると言われました。

続いて、サウジアラビア国歌の成立過程について話された後、歌唱指導が始まりました。一般的にアラビア語は難しいと言われています。メロディやリズムはつかめても、なかなか歌詞の発音が大変です。音符の下にアルファベットとカタカナ、そして訳詞が書かれた楽譜を見ながら挑戦をしました。同じラ行でもLとRでは発音が違います。いつもとは違う合唱練習にとまどいもあったのではないでしょうか。参加された皆さんお疲れさまでした。17日の本番もよろしくお願いします。

調布市は、7月25日(日)をサウジアラビアDAYとしています。その日、オリンピックの男子サッカー予選にサウジアラビアチームが臨みます。みんなで応援しましょう。

 

 

 

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