東京2020大会が開幕しました。
CIFAでは数年前から、オリンピック・パラリンピック関連事業に取組んできました。
中でも、若い世代の子どもたちに、国際交流、異文化理解の機会を提供し、外国人講師と一緒に交流しながら英語を学ぶ、小学生英語体験事業“調布でおもてなし” は、毎回好評を博しています。
今年度は、感染対策を徹底し、定員を半減にしての開催となりましたが、3日間のプログラムの最終日となった7月24日、これまでの成果を披露すべく、英語でのプレゼンテーションを行いました。
今回のテーマは・・・
「オリンピック選手が我が家にやってくる! さて、どうおもてなしする⁉」 です。
①アスリートが我が家にやってきました。家族を紹介して、家の中のお部屋やバスルームなどを案内します。
②アスリートをディズニーランドに連れていきます。アスリートを気遣ったり、トイレの場所を教えたりします。
③アスリートと一緒に夕飯を食べにいきます。日本食の紹介や、好きな食べ物を聞いたりします。
参加児童たちは、①~③のグループ(5名前後)に分かれ、これまで学んできた英語の表現を使い、ストーリーのある劇を披露しました。
子どもたちはみな、宿題となったフレーズをお家で練習し、暗記してくる子もいました。
講師にアドバイスをもらい、気持ちをこめてセリフを言ったり、聞いている人たちに伝わるように、ジェスチャーをつけたりして、自分たちのグループのプレゼンテーションが成功するように、繰り返し練習する姿が見られました。
本番では、ご家族の方にご覧いただき、まずは英語での自己紹介を行い、素晴らしいプレゼンテーションを披露し、講師から修了書を一人一人が受け取りました。少人数で行ったこともあり、児童一人一人に講師が言葉をかけてくれました。
最後に、この講座に参加した感想を話してくれました。
「最初は緊張して不安だったけれど、面白い先生と、優しいボランティアさんのお陰で、楽しかった! みんなと友達になれてよかった!」
「英語が沢山話せるようになって、これからもこの経験を活かしていきたい!」
などの声が聞かれました。
講師を務めた、アーメッド先生は、「とても楽しく教えることができて、また自分も子供たちからたくさんのことを教えてもらえて、幸せです!」
と話してくれました。
今年の夏休みもまた、自粛期間が続き、子どもたちにとって、思いっきり楽しめる夏とはいかないかもしれません。
今日を含めた3日間のプログラムは、コロナ禍であることを忘れてしまうくらい、沢山の笑顔と笑い声に満ちたものでした。
子どもたちにとって、夏休みの思い出の1ページとなることを願っています。
(集合写真は、直前にマスクを外し無言のままに撮影しました)
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