調布の夏の風物詩のひとつである、“調布よさこい”
コロナ禍で、2020年度は中止、昨年度はオンライン開催、今年度は、実に3年振りに、大勢のお客様を迎えての開催となりました。
新型コロナウィルス感染拡大(第7波)を受け、市民の皆さんや関係者、踊り子たちが最も楽しみにしていた、旧甲州街道での流し踊りは、「中止」という苦渋の判断となりました。
今回のステージは、調布駅前広場特設会場と、グリーンホールの大ホールです。
市外チーム含む約30のチームが、待ちに待ったこの瞬間に喜びと幸せを感じながら、思いをのせて踊りを披露しました。
我がチームは、2015年度の結成から、はや8年目。メンバーは入れ替わりもありましたが、今年は、中国、フィリピン、ロシア、ウクライナ、韓国、日本の6か国、中学生以下の子ども9名を含む約30名。
厳しい暑さの6月末から、陽子先生(チーム:百鬼)のご指導の下、練習を重ねました。はじめて挑戦した 「蝶舞」は、アップテンポで動きも早く、振付けも難しく、メンバーそれぞれが何度も動画を見ながら、一生懸命頑張って練習しました。
当日は、まずは駅前広場で、毎年踊ってきた「よっちょれ」を披露。
目の前の大勢の方が、温かい手拍子で応援してくれました。
3歳のときから、ロシア出身のお母さんと一緒に参加している、ソフィヤちゃんは、演舞後、「久しぶりにできたので、すごく楽しかったです!」と元気に話してくれました。
その後、駅前広場、グリーンホールで、頑張って練習した 「蝶舞」を陽子先生と一緒に踊りました。
完ぺきではないかもしれないけれど、青空の下、眩しい日差しを浴びながら、大好きなメンバーたちと一緒に笑顔で誇らしげに踊るメンバーたちは、とても輝いていました。
言葉が通じなくても、
生まれた国や文化が違っても、
世の中で戦争が起こっていても、
私たちは仲良し、いつも助け合っているんだ!
という 「平和・友好」 のメッセージを発信できたに違いありません。
メンバーの皆さん、暑い中応援にかけつけて下さった会員の皆さん、お疲れ様でした。
また来年、CIFAの平和・友好の輪を、この調布よさこいで広げましょう!