11月9日、調布市生涯学習出前講座~市役所編~として、
明治大学付属明治中学校2年生が行う 「調布市の探究」をテーマにした学びで、
「国際交流の取組み」について紹介しました。
当日は、CIFA職員が講師となり、調布市職員、CIFAで日本語を学習する2名の会員が一緒に参加し、
いくつかの講座から、「国際交流」に興味を持った生徒6名が講座を受けました。
冒頭、「あなたが思い描く国際交流とは・・・?」と、質問してみました。
「いろいろな国の人が、仲良く、話したり、交流したりする」
「国籍とか関係なく、大勢が集まって、何かを一緒にする」
といった声がありました。
CIFAでは、中学生が思い描いたような、交流の機会は沢山あります。
ニューイヤーパーティ、交流サロンのイベントなど、日本人、外国人、子どもから大人まで、大勢の人が一堂に会し、交流しています。
一方で、在住外国人から寄せられる、日々の生活での困りごと、悩みなどの相談についても、知ってもらいました。
また、CIFAで日本語を学習する、インドネシア出身のアグスさん、中国出身のコウさんに参加してもらい、
在住外国人支援の一環として行う、ボランティアによる日本語教室について、理解を深めてもらいました。
二人は、まず、日本語で自己紹介をしました。
そして、自分がCIFAでどんなことをボランティアの先生と勉強しているかを話してくれました。
中学生からは、
「まだ日本語を勉強して期間が短いのに、日本語が上手ですごいなと思いました!」との感想や、
「日本に来て不便だと思ったこと、困ったことはなんですか?
「日本に来て驚いたことはなんですか?」
との質問がありました。
コウさんは、「ボランティアの先生と、雑談や会話を沢山して、とても楽しいです」
アグスさんは、「インドネシアからは温かい国だから、2月に日本に来た時、とても寒くてびっくりしました。夏はとても暑くて、10度から40度にもなったりしてびっくりしましたが、今は慣れて強くなりました!」
と話してくれました。
参加した中学生からは、
「実際に外国の方と触れ合う機会はなかったので、今日はアグスさん、コウさんと話せてよかったです」
「多文化共生を考えたときに、自分の考えを相手に寄せていくことが大事だと思いました」
との感想が寄せられました。
今後も、若い世代の方たちに、CIFAの取組みを知ってもらい、多文化共生への理解を深めてもらいたいと思います。