大寒波の続いた1月29日、
新春恒例の 「調布市民駅伝競走大会」が3年振りに開催されました。
味の素スタジアムをスタート、ゴールとしての開催は、実に5年振りになります。
CIFA&CAPSチームは、一般男子の部、ミックスの部に参加し、無事に完走しました。
夏の調布よさこいに続き、青少年ステーションCAPSとの合同チームで、メンバーは、CIFAからメキシコ出身のピエールさん(1区8キロを快走!)、アメリカ出身のマークさん、中国出身のソウさん、ジャマイカ出身のケリーさん、インドネシア出身のラカさん、ラニさんご夫妻、キルギス出身のベックさん、CAPSからは3月に高校を卒業する男子2名、そして、チームをサポートするボランティアさんです。
多国籍のメンバーが、和気あいあいと仲良く大会に参加し続けていることが注目され、調布市民放送局の取材を受け、外国人ランナーたちがインタビューを受ける一幕もありました。
毎回1区8キロを走るピエールさんは、「若い学生たちは早いと思いますが、自分は自己ベストのタイムを出せるように頑張ります!」と話していました。その言葉通りの快走で早い順位でたすきを繋ぐことができました。
初めて参加した、インドネシア出身のラカさん、ラニさんは、走る前には母国の気候とは違った厳しい寒さが辛そうでしたが、無事に走り終えると、「長かったけど、楽しかった!」と笑顔を見せてくれました。
キルギス出身のベックさんや、アメリカ出身のマークさんは、よく味スタ界隈をジョギングしているそうです。
「最後はきつかった」と言っていたベックさんですが、過去最高の20位(70チーム中)で、スタジアムに戻る快走を見せ、チームから歓声があがりました。マークさんは、遠目にもわかるくらい、背筋を伸ばした美しいフォームで颯爽と走りました。
中国出身のソウさん、ジャマイカ出身のケリーさんは、一般男子に交じり、堂々とした力強い走りを見せてくれました。
CAPSの高校生2名は、若さパワー全開で、前のランナーを追いかけ、チームに貢献しました。
また寒い中、たすきゾーンへの誘導や、荷物預かりなど、ランナーのサポ―トをしてくれたボランティアさんのおかげで、ランナーたちは安心してリラックスして走ることができました。
言葉や文化が違っても、心を通わせ、一丸となって協力し合えることが、CIFA&CAPSチームの素敵なところです。
皆さんの力走やサポートが温かい友情を育み、皆の心を暖かくし、さやかな汗と笑顔にあふれる一日になりました。