5月27日(土)快晴のもと、交流サロン部会のイベント「仙川の実篤公園に行こう!」が行われました。
このイベントは、仙川にある有名建築家の設計による建築物の外観を見学するコースも含まれています。まずは安藤忠雄氏の「安藤ストリート」。
全長500m、圧巻の安藤忠雄建築が立ち並ぶエリアを過ぎ、一行は雑木林へ。雑木林のある若葉町緑地保全地域は、所有者が寄付してくださった土地を市が整備し管理しています。
雑木林の中にある庚申塔では、ご本尊の青面金剛の像と「見ざる、言わざる、聞かざる」の三猿像を皆さん熱心に拝んでいました。
※庚申塔の申は、十二支の猿(さる)に例えられます。
いよいよ「実篤公園」に到着しました。職員さんに「やさしい日本語」で施設の説明を受けました。
国の天然記念物「ヒカリモ」は今が見ごろとあって、黄金色に輝いていました。
武者小路実篤の邸宅は撮影禁止のため、ここではご紹介できませんが、実篤自身の油彩画や、西洋や日本の近代美術作品など愛蔵品を見ることができました。
交流タイムは、「森のテラス」でお菓子をいただきながら自己紹介をしました。
次の有名建築家作品は、隈研吾氏の「桐朋学園 宗次ホール」。楽器に似せた外観は、木製ルーバーの意匠が印象的でした。
今回、イベントの参加者は、外国人6名 日本人9名(そのうちスタッフ4名)でした。
現代的な建築物と、どこか懐かしい実篤の日本家屋邸宅、守るべき貴重な緑と 盛り沢山のイベントでした。
今回のために作成してくださったガイドブックもたいへん充実した内容で勉強になりました。
参加者の皆さん、企画されたサロン部会スタッフの皆さんありがとうございました。