9月20日(水)交流サロンイベント「Mi Nicaragua~私のニカラグア~」を開催し,会場は定員いっぱいの約50名が参加しました。
ニカラグアと聞いて、すぐに場所が思い浮かぶ人は少ないのではないでしょうか?日本人にはあまりなじみのない国、ニカラグアについて、ニカラグア人でスペイン語講師、ドゥルセ マリア 菊池さんが紹介をしてくれました。
中南米の国ニカラグアは、コスタリカとホンジュラスに北・南を挟まれ、太平洋とカリブ海・大西洋に東西を挟まれています。
太平洋側は首都や主要な大きな都市があり人口の多いく、、国土中央は約30もの火山がベルト状に連なり、大西洋側は少数民族が暮らしています。各地域の写真や、火山や周辺の湖などの写真が紹介されました。火口まで行ける火山や、富士山に似た景色の火山もあるそうです。
また南米ならではの多様な動植物が生息しており、自然豊かな風景が沢山紹介されました。また、まつりが毎月どこかしらで行われているそうで、歌とダンスの動画を皆で楽しみました。
休憩タイムでは、ドゥルセ マリアさん持参のニカラグア本場のコーヒーと、日本では手に入らないというココナッツクッキーを皆で味わったり、民族雑貨や刺しゅうが素敵な衣装の展示を見て楽しく過ごしました。
後半の質問タイムでは、レーガン大統領時代のアメリカによる経済制裁について、教育について、ニカラグアの野球、ドゥルセさん自身について(どうして日本に留学したのか、日本とニカラグアの違いでびっくりしたことなど)などの質問が出ました。
外国人参加者からは、素晴らしく流ちょうな日本語に対して、どうやって日本語を身につけたのかとの質問も出ました。
参加者の中には、ニカラグアにかつて住んでいたなど、ニカラグアと深いつながりがあり日本人の方がおり、「なつかしかった」や「今回の紹介で、今まで疑問に感じてきたことの謎が解けた」などの感想が聞かれました。
中南米というと、行くのに何十時間もかかるとイメージしますが、今は最短で18時間、エアー料金は早割で15万円強ほどの値段でいけるそうです。講師のドゥルセ マリアさんが「地球が小さくなったような気がする」と表現するくらいに、近いと参加者皆さん感じたようです。また、中南米では最も安全な国と言われているそうです。
講師のドゥルセ マリア 菊池さんは、留学先が日本に決まった時には、あまりに遠い国で悩み、来日後も文化の違いに苦労もしたそうです。縁があって日本に来て30年、日本人にもっとニカラグアを知ってほしいとの強い思いで実現することができました。
また、異文化の中で日々何事にもポジティブにチャレンジし、楽しんで生きてこられた姿勢が、とても素敵でした。
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