国際交流センター

交流サロン「台湾の養生・薬膳の話」開催しました

10月30日(月)交流サロンイベント「台湾の養生・薬膳の話」を開催しました。
講師は台湾出身の高埼 美惠さん。
台湾の養生についてまず、中国語(通訳付き)で説明をしてくれました。
陽と陰という言葉はよく耳にすることがありますが、台湾の人々は東西南北と春夏秋冬、そして人間の体(臓器)もそれぞれ対応していると考えているそうです。
例えば、夏は南に対応しており、火を表し、対応する体の臓器は心臓とされています。
そしてそれぞれの季節には、行うべき行動があるのだとか。自然が芽吹く春には無駄な殺生はしてはいけないや、人に対して何かしてあげるのがよい(のちに=収穫の秋に、自分に良いものとして戻ってくるから)と考えされており、夏は心臓と対応しているので、心臓の負担を軽くするために昼寝が体をいたわるために理にかなっているなど、なるほど!と思うようなものを季節ごとに紹介してくれました。
人間も宇宙を構成する存在として、周囲の自然そして自分の体も「気の調和」が大切にされているそうです。
休憩時間に入る前に高埼の指導で、座った状態でできる太極拳の動きをし会場がほっとリラックスしました。
太極拳も「気」が大切です。何事も「気」を整えることが台湾では、日常生活に自然に取り入れられているのですね。
体操でリラックスした後は、高埼さんが準備してくれた、台湾薬膳のお茶(クワの葉、クコの実などを煎じたもの)と緑豆のぜんざいを皆で試食しました。特にクワの葉のお茶はとても健康によく、台湾の人はよく飲むそうです。
高埼さんおすすめの料理のレシピの紹介もありました。レシピを聞いているだけで、おいしそうなものばかり。さらに体にも良いとなれば、皆さん作りたくなりますよね。料理については、質問がたくさん出ました。
台湾の人々の暮らし方をさっそく取り入れたくなるような高埼さんの話で、皆さん熱心に聞き入り、質問していました。
なお、当日はJ:COMの取材がありました。
11月2日(木)J:COMのWeekly News(17:00~)で放映予定です。
是非ごらんください。
  

  

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