11月6日(火)にパラグアイ料理で国際交流が開催されました。
講師は、パラグアイ出身の斉藤ナンシーさんです。昨年、CIFAでパラグアイのお話をして下さり、大変人気があり、今回はお料理を紹介してもらいました。
ナンシーさんは、お料理が大好きで、キッチンにいるのが心地よいそうです。
メニューは4品で、野菜をたっぷり使います。まずは、エンパナーダの生地作りからです。ナンシーさんが作ると、簡単に生地ができていきます。
今回は、ホワイトソースを使ったものを中身にしましたが、いろいろなものを入れることができるそうです。
エンパナーダ、パラグアイでは油で揚げて作りますが、他の南米の国ではオーブンで焼くなど、似ている料理でも、国によっての違いがあるようです。
丸く伸ばした生地で中身を包んで生地を閉じるのが、とても難しかったと、参加者の皆さんは思われたそうです。生地を伸ばしすぎると、油の中で爆発して中身が出てしまいます。
サラダも味付けは、塩とレモン汁とオリーブオイルだけでしたが、お豆が入っているのが南米らしく、オリーブも加わってとてもおいしかったです。
メインのギソは、リゾットですが、こちらにも野菜がたっぷり入っていておいしかったです。さっそく、家でもやったみたいとの声が多くありました。
ボリューム満点の4品が完成し、みんなで召し上がりながら、交流を楽しみました。
お料理を頂いた後は、各班でお一人に感想を言っていただきました。その中のお一人の方は、40年前に青年海外協力隊でパラグアイに住んでいらっしゃったそうです。
そして、ナンシーさんがパラグアイのダンスを披露してくれました。パラグアイに住んでいらっしゃった方と一緒にダンスもされました。
その後、食べ物に関するパラグアイのお話をして下さいました。
パラグアイでは、仕事をするときに午前中のマテ茶の時間と午後のマテ茶の時間があるそうです。その時に、必ずエンパナーダを食べながら、休憩し、お昼はシエスタがあるので2時間休み、午後もゆっくり仕事をしていると教えてくれました。マテ茶は、冷たい場合には名前が変わり、“テレレ”というそうです。写真でナンシーさんが持っている、ポットのような大きさのお茶セットを抱えて、出勤するそうです。
おおらかなで、やさしいお人柄が、とても魅力的なナンシーさん。
おいしいお料理と楽しいお話を、どうもありがとうございました。