5月8日(土曜日)交流サロンオンラインイベント~アルゼンチンタンゴを歌おう!日亜の絆~を開催しました。
時差12時間のアルゼンチンと日本をオンラインで結び、講師が現地アルゼンチンからLIVE出演しました。当初文化会館たづくりの会議室から配信予定で計画していましたが、緊急事態宣言中で外出もままならない状況の中、交流サロンスタッフが各々の自宅から対応しました。
講師はアルゼンチン、ブエノスアイレス市在住の日系3世、仲宗根 グラシエラ(Ms.Graciela Nakasone) さんです。グラシエラさんは幼少期から歌が大好きで、16歳の時にはNHKのど自慢大会にアルゼンチン代表で出場し優秀賞を受賞されました。ブエノスアイレスの音楽大学を卒業し、現在 歌手、ボイストレーナーとしてアルゼンチン国内の日系イベントに多く出演されたり、子どもから大人まで学校の音楽授業や個人レッスンを行ったりと、幅広く活躍されています。今回は、日本とアルゼンチンの友好に役立てばとの思いからボランティアで講師を引き受けてくれました。現地は真夜中から未明にかけての時間帯でしたが、時差を感じさせない元気な笑顔で指導してくれました。曲は「愛のバランサー」です。
第1部では、発声練習から入り、グループに分かれて画面に映し出される歌詞を見ながらスペイン語の発音を習いました。そのあと全員で先生と合唱しました。第2部ではタンゴのダンスを先生が実演しながらの説明されました。その後交流タイムでは「アルゼンチンタンゴは普段どんなところで歌われるのか」「歌うタンゴとダンスのタンゴに違いはあるのか」などの質問や、「もう一度音楽に合わせて歌いたい」などの感想が参加者から出されました。
最後にグラシエラさんから日本の演歌とアルゼンチンタンゴに、失恋した相手を思って歌うという歌詞の共通点があるというお話があり、地球の反対側の国に思いを馳せるきっかけになりました。
今回は外国人を含むCIFA会員、一般市民の方から多数の申し込みがあり、関心の高さがうかがわれました。スタッフを含め総勢約30名近い参加者があり盛況のイベントとなりました。
現地の通信状況に気をもみながらの配信でしたが、当日大きなトラブルもなく楽しくイベントが終了しました。
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