11月16日、来月に開催する「外国人のための無料専門家相談会」に参加する通訳等のボランティアを対象に、事前研修会を行いました。
昨年度に続き、行政書士の張先生が講師を務め、「専門家相談通訳時の心構えと在留資格制度の基礎」 と題した講義を行い、その後、2つの相談ケースについて、専門家、相談者、通訳者の3役を見立て、参加者は相談者役と通訳者役に扮し、実際の相談を想定したロールプレイに挑戦しました。
ケース①の「永住許可申請の相談」は、中国語で行い、
ケース②の「離婚と在留資格の相談」 は英語で行いました。
専門家相談会では、様々な分野の専門的な相談が寄せられるため、専門用語が飛び交い、通訳ボランティアは事前の知識を身に着けておくなど、準備が求められることが多くなります。
在留資格の基本的な事項や、実際の相談事例を共有し、専門家はどのようなポイントをアドバイスするのかを説明して頂きました。
永住許可申請に必要な要件や、日本人配偶者との離婚後も日本で生活するために、必要なこと、行うべきことについても、細かく教えて頂き、参加した英語4名、中国語2名、やさしい日本語2名のボランティアからは、
「大変勉強になった」
「学習支援をする外国人の方から受ける相談について、必要な知識を得られてよかった」
「ロールプレイを含めることで、研修が生きたものになり、いい経験となった」
等の感想が寄せられました。
今年度の 「外国人のための無料専門家相談会」は、
12月21日(土)午後1時~、
(相談の予約は、1時~、2時~、3時~)
たづくり 大会議場 開催します。
現時点でも数組の方から、予約を受け付けています。
当日、通訳として、また運営にご協力頂ける方を募集しています。
問い合わせはセンターまで!