6月30日(土)、第1回通訳ボランティア勉強会
『外国人支援の英語通訳』~円滑なコミュニケーションのために~
を開催しました。
今年3月に同勉強会を開催しましたが、定員の3倍以上の申し込みがあり、受講できない方が多数ありました。再度の開催を切望する声が多くあがり、講師の村上先生のご協力をいただき、再開催が実現しました。
今回も受付開始の翌日には定員に達するという人気ぶりで、
2019年ラグビーW杯、東京2020大会という世界的なスポーツのビッグイベントを控え、競技開催地である調布市民の皆さんのおもてなしへの関心の高さが垣間見られました。
前半は、外国人支援(英語)通訳ボランティアについて、その心構え、多面性についての講義がありました。
英語は話者としての数は世界で三番目ではるが、世界共通の言語として広く使われている、英語を話すことで、多国籍の人々とコミュニケーションがとれることを再確認しました。
後半は実際にワークを行いました。
2人ペアで日本人役、外国人役となり、
①調布の観光名所“深大寺”への行きかたの説明、深大寺についてどういった点が有名なのかを教える
②京都のトイレに掲示されている、トイレの使い方(洋式、和式)を説明する
③保育園を外から眺めている、外国人ママに、保育園と幼稚園の違いを説明する
というワークにチャレンジしました。
どのペアからも、次々と英語が飛び出し、どのように表現すればいいのか、意見交換をしながら、和気あいあいと会話が進みました。
深大寺について、そばが有名なこと、歴史ある建造物であること、だるま市や植物公園のバラについても話題にあがりました。
また、和式トイレを使用する際、“またいですわる”という表現はどのペアも苦戦しました。
先生からは、適切なのは “squat”。
スクアットとは、体操などではよく使いますが、なかなか思いつきませんでした。
最後に、
ボランティアとはまずは“自主的に活動すること”がベースとなっている、外国人支援の通訳ボランティアの経験を積むことは、調布の地域社会の財産となるという心強いお話がありました。
これから、オリンピック、パラリンピック開催に向けて、ますます調布の地は盛り上がり、市民の気運が高まるでしょう。参加された方々一人ひとりが、外国人支援、おもてなしへの準備をし、調布で活躍されることを祈っています。
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