3月9日(土)、日本語グループ学習土曜午後クラスは、第3期の6回目となりました。
この日は、グループごとの学習を30分早く切り上げ、チーム対抗の言葉当てゲームを行うなど、全体で交流会を行いました。
現在土曜午後クラスは、中国、台湾、韓国、タイ、ラオス、ベトナムの5か国、20名が在籍し、レベル別の5つのグループに分かれ、7名の学習ボランティアさんと楽しく日本語学習に励んでいます。参加者は4つのグループに分かれ、代表者がある写真や絵(『自動販売機』、『お花見』、『病院』など)をみて、その単語を使わずに、日本語で説明し、メンバーが何のことを説明したかその言葉を当てるゲームを行いました。
1月から日本語学習を始めたばかりのラオス出身の女性は、『自動販売機』のことを、“水、ジュース、買います”と一生懸命説明しました。また、中上級クラスの中国出身女性は、『お花見』のことを、“日本で、春に花が咲くころ、お花をみながら、食べ物を食べたり、飲み物を飲んだりします”と見事に説明しました。各グループともお互いに協力して、答えを当てることができました。笑い声が沢山聞かれ、アイディアを出し合う場面などは、見ていてとてもほほえましく思いました。
その後、調布警察の方による、外国人向けの防犯に関するお話を聞きました。
日本には、色々なマナーやルール、そして母国にはない法律などがあります。知らないで生活していると、悪気はなくても罪になって警察に捕まってしまうかもしれません。日本で安全に、安心して暮らせるように、どんなことに気を付けていればよいか、などのお話がありました。
警視庁組織犯罪対策部の緒方警部補は、わかりやすい日本語で、“警察はやさしいんですよ!”など、ユーモアを交えながら、説明して下さいました。
在留カードは必ず持って!
落ちているものを拾ったら、警察に届けて!
カギのかかっていない自転車をそのまま乗ってしまうのはダメ!
また、近年増加している、振り込め詐欺関連で、
“見知らぬ人から、封筒などの荷物を〇〇さんに届けて。お金(2~3万円)を払いますよ!”
などといった話も、絶対に応じてはダメです!
などの話もあり、参加した外国人学習者も真剣な表情で聞き入りました。
調布警察の方々、ありがとうございました。
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